生前であれ相続開始後であれ、相続に関して何から手をつければいいのか。
まずは、財産目録を作ることがその第一歩です。
財産目録といっても、なにもむずかしくありません。メモ書き程度です。
紙を用意していただいて、
①不動産(土地、建物)
市役所から毎年春に届いてる固定資産税課税明細の評価額(課税標準額ではありません)をそれぞれ記入。
②預貯金
銀行、ゆうちょの口座ごとに記入。
③有価証券
直近に証券会社から届いている取引明細に参考評価額がのっているので、それを記入。
④その他の財産(換金価値のありそうなもの)
車等、購入時のだいたいの値段を記入。
⑤生命保険
保険証券等の書類から死亡保険金額を記入。②の口座引き落とし状況からもどんな保険に入っているかわかります。これから生命保険の年末調整控除証明が届きますので、それも参考になります。
⑥借入金、葬式費用
住宅ローン、車のローンを記入
相続開始後であれば、葬式費用一式を記入
以上を集計してください。(①+②+③+④+⑤-⑥)
これで終わりです。
まずは、実際に作ってみてください。金額がわからないものは、未定と記入です。ここでは、金額よりも財産をもれなくが大事です。
この財産目録が実家の相続の第一歩です。
ここから、誰に、何を、相続税は・・・・となります。
財産目録を作ってみると、次にしなければならないことがわかってきます。
そして、もし専門家に相談に行かれる場合は、この財産目録と、固定資産税課税明細、保険証券等の参考資料もいっしょにご持参ください。
この財産目録があればお話しはかなりスムーズに進みます。
実家の相続なら
生駒市の税理士 西川義弘税理士事務所